お恥ずかしい話、寝具を買い替えないまま、10年が経とうとしていた。
もちろん定期的な洗濯はしていたが、寝具購入の優先順位は低く、気づけば10年。父が買ってくれた“フランスベッド”というマットレスが、長持ちするような高品質だったこともあり、総じて買い替え時期が延長されていったのだった。
今回重い腰をあげて、寝具一式を新調することにしたのだが、理由も「不潔だから」というよりは、「可愛いベッドシーツに替えたいな〜」という思いだった。普通に衛生観念が甘い。
最近はネットで一度でも”ベッドシーツ”と検索すると、インスタのおすすめ欄が寝具だらけになる。潜在意識の中に取り込まれたベッドシーツは、ほとんど何の障害もなく、私の欲しいものリストに追加されていた。きっとこれがなかったら、買い替えず11年目に突入していただろう。
そういう訳で、今までクソお世話になったベッドシーツやブランケットたちに別れを告げることにした。ありがとう、さようなら。
新たな寝具を探すためにネットサーフィンをしていたところで「ベッドシーツの買い替えは3年に一回」が推奨されていることを知った。急に自分のベッドが不潔に見えて仕方なくなり、調べた次の日には新しいものを買いに出掛けていた。知らぬが仏とは、まさにこのこと。
無印良品に直行し、ベッドシーツとベッドパッドを購入。睡眠にお金をかけたい気持ちは山々ではあるが、まずは自分に洗濯の習慣をつけてもらいたく、お手軽価格のものをチョイス。せっかくなので、毛布もコインランドリーでふかふかにした。
その晩は、新品のシーツとふわふわの毛布に包まれて、眠りについた。それはそれは快適で、肌触りが変わるだけでこんなにも睡眠の質が変わるのかと感動した。「眠りが浅いから二度寝する」ではなく、「まだここにいたいから二度寝する」という感じ。10年同じものを使ったからこその感動だったかもしれない。
どうしても後回しにしがちな寝具のケア。この度気持ちよさの味をしめたので、定期的なお洗濯、頑張りたい。次の買い替え時期には、ちょっと良いのを買ったりして。少しずつグレードをあげていくことも楽しみにしたい。寝具一新快眠劇、人生の満足度が上がった。
今週のお題「最近捨てたもの」