ざらめドーナツのつぶやき

映画を栄養素として生きています

映画150本以上見ます!

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと

 

毎年、たくさんの映画を今年も見るぞ!と意気込むはいいけれど

実際に何本見たのかわからなくなるので、今回はしっかりとリストをつくった。

一か月に12本以上観れたら良い

ってことは三日に一回のペースでみるということ。

 

映画を観る“作業”みたいと思うかもしれないが、

私にとって映画をみることが“栄養”であるから

定期的に摂取しなければならないのだ。(使命)

 

実際に映画をたくさん見たことで得られたメリットをあげよう

 

多くの人生経験ができる

自分だけの経験値のほかに、他人の経験値さえも自分のものにできる

それが映画の醍醐味だと思う

ふつうは人生は一度しかなくて、自分が経験したものでしか学べない

しかし、今は映画というエンタメがあって、見るだけで違う人の人生を体感することができる

たくさんの経験値があると、視野が広がる

視野が広がると、いろんなことを受け入れやすくなる

自分の心の器を広くするのに映画はぴったりであると思う

 

現実逃避できる

完全な異世界に連れて行ってくれる映画は、

ネガティブな気持ちも払拭してくれる

運動、読書、睡眠、ストレス解消には様々なものがあげられるが、

私は映画鑑賞をお勧めしたい

映画をみるとき、ぼーと見ているつもりでも理解しようと頭はフル回転している

ネガティブな感情も、映画を観ているときだけは頭の隅に追いやられる

また約二時間という時間の長さが、隅に置きっぱなしにしてくれる

ひとは考えない時間が長くなればなるほど、だんだん忘れていくから

隅に置きっぱなしにしておくことで、頭の中がネガティブで埋め尽くされることはなくなる

 

以上が、私が思う映画鑑賞のメリットだ

自分の心の安定剤として、2023も感情豊かに生きていきたい

 

 

 

 

続けることが第一な日記のこだわり

「書くこと」が好きなので、なんでも記録する癖がある

読んだ本、見た映画、感動したドラマ、、、

そのとき自分がどう思ったか、あとから見返すことは楽しい

日記も然り、その日の感情はその日しかわからないから、忘れないように記録する。

見返すことは楽だが、続けることが難しいのが日記

高校生の時から日記を続けることができた理由をご紹介

 

日記をつけ始めた理由

私が日記をつける理由は、へこたれない自分をつくるためだ。

始まりは高校生の時の部活ノート

当時、硬式テニス部だった私は、試合が終わるたびに反省と作戦、挑戦したいことなどをそのときの情熱が冷める前に書く決まりがあった。

そのときは書いて満足して終わりなのだが、このノートの効力が発揮されるのは次の試合で悔しい思いをしたときであった。

気分とモチベーションがどん底に落ちたとき、ノートに書いてある過去の自分の熱い思いを読むことで、まだやれると気合を入れなおすことができた。

不調が続いたときは、「前回もこの期間不調だったから、そんな焦ることはないな」と比べることができ、そのときに合った練習をすることができた。

こんな経験から、私は自分を記録することでセルフコントロールができるとわかり、それからずっと感情に重きをおいて記録を続けている。

過去の日記をみていると、一週間周期で気分の浮き沈みがあること、

ものすごく嫌なことがあっても、三日寝たら忘れてご機嫌になるという習性があることがわかった。

そういうわけで、嫌なことがあったときは、「今は存分に感傷的になろう、どうせ三日後にはハッピーだ」と考え、割とサクッと気持ちを入れ替えている

過去の自分は今の自分の励まし方を一番よく知っている。

これが面白いから日記が続けられるのだ。

日記のつけ方

高校生からつけ始めているとはいえ、何度も挫折することがあった。

忙しいときは家で日記帳を開く暇もないし、気分が乗らなきゃかけない日がほとんど

そのときの打開策が、スケジュール帳に日記を書くというもの

普通、スケジュール帳のマンスリーページには未来の予定をかく。

その小さな四角に私はその日でいちばん印象深かったことをかくようにしている。

未来のスケジュールではなく、過去のスケジュール帳をつくっていくイメージ

その小ささが、日記のハードルを下げ、続くたびに埋まっていくのが目に見えてわかるので、穴をあけたくない思いから続く。

日記を書く時間を決めておくのもポイント

習慣化すれば勝手にその時間に予定帳を開くようになると思う。

そういうわけで、私は予定帳二個持ちだ ^^

 

私は、日記をつけることで大失恋も大失敗も、未来の自分への助言として昇華することができた。

失敗程記憶に残りやすいが、ささいな幸福も書き留めておくと、あとからみたときに、ほっこりした気持ちになれる。

未来の自分が頑張れるように、日記をつけ始めるのはいかがだろうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました :)

 

今週のお題「日記の書き方」

 

やる気の出ないときのおすすめ映画

やる気が出ない現象は誰だってあるもの、

自分のやる気スイッチを知っておくと、やる気が出ないときすぐに切り替えることができる

とはいえ、やる気が出ないときというのは、何かに行き詰っていたり、しなければいけない何かを妨げるようなネガティブな出来事があったりするとき

私は自分をとことん甘やかしたあとに、やる気を出すための映画を観るようにしている

そのときの気分によって心洗われる、そんな映画をご紹介

 

ワイルドスピードシリーズ

頭がいっぱいいっぱいになったときや、嫌な出来事があったとき

自分の頭のしがらみをきれいさっぱり取っ払ってくれるのがこのワイルドスピードシリーズ

シリーズの1、2、3作目まではまだ激しめのカーアクション映画だが、4作目あたりから、なんでもありのぶっとび映画となっている

このぶっ飛びすぎな作品をみることで、自分の悩んでいることがいかにちっぽけなことかわかる

どんなに無茶な作戦もなぜか遂行できてしまい、絶対死んだだろって場面からも奇跡の生還を繰り返す(笑)

登場人物も回を追うごとに増えていくが、それぞれに個性が爆発していて愛着がわいてくる

私は、今は亡きポールウォーカーが推しであった

「いや、それは無理あるって」と突っ込みながら観ていると、きっと頭のもやもやもどっかに行ってくれるだろう

はじまりのうた

キーラナイトレイとマークラファロが主演のこの作品

冴えないプロデューサーの主人公(マークラファロ)がやけくそになって立ち寄ったbarで偶然出会った歌姫(キーラナイトレイ)に運命を感じ、周りを巻き込みながらアルバム制作をしていく

この映画は、やりたいことがあるが前に進めないとき、勉強のやる気がでないときによくみる

やる気効果があるのは、何をするにも気力のなかったプロデューサーが、やる気を出してアルバム制作に全力を注ぐ姿を見て影響されるからだと思う

歌自体中毒性のあるメロディで、キーラナイトレイの透き通る歌声が心地よく頭に残る

私は、街の喧騒さえも曲の一部にしていく「Tell Me If You Wanna Go Home」がお気に入り曲だ

SING

ユニバーサルスタジオが送る動物たちのコンサート

就活で、心折れそうになった時この映画にとっても救われた

もともと洋楽好きな私は、リメイクされた有名曲が流れてくるだけでテンション爆上がりだ

この映画に出てくる動物たちはみんなそれぞれ悩みを抱えているが、それぞれ自分の力で乗り越えていく、歌いながら(笑)

自分に自信がなくなったとき、ありのままでいいから頑張ろうという勇気をくれる映画だ

 

だいたいにして、元気がなくなった、やる気が出ないときは上記三作をみるか、インド映画、ミュージカル映画をみるようにしている

みなさんのやる気出す映画もぜひ教えていただきたい :)

 

今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」

県民が一番なめてる説 -鳥取県自慢-

人口が一番少ないで有名(?)な鳥取県が私の地元

鳥取県は観光地は少ないし、遊ぶところも少ないし、サイゼリアもスタバも最近できたばっかり

と、地元の友達と話していると、県民勢がいちばんディスってる気がしつつ、なんだかんだいってみんな鳥取が好きなんじゃないかと感じる

青春時代を過ごした地元鳥取(米子市)の隠れた魅力をご紹介

皆生温泉

米子市にある皆生温泉

日本海の海岸に沿って温泉が立ち並ぶ

どの温泉も露天風呂はオーシャンビューで、絶景と熱い温泉で癒される

旅館の温泉がほとんどなので、日帰りで入っても良し、泊まって美味しい海鮮を食べるのも良し

夏は目の前の皆生の海で遊べて、冬は名産の蟹が食べれるであろう

www.kaike-onsen.com

漫画ミュージアム

鳥取県は、「星取県」といったり「蟹取県」といったり

平井知事が鳥取を猛プッシュするために様々な異名を名付けてきたがその中でも異彩を放つ「漫画王国鳥取

名探偵コナンの作者、青山剛掌さんや、鬼太郎の作者、水木しげるさんなど有名漫画家の生まれの地として全力で乗っかっているのだ

この漫画ミュージアムが、「漫画王国鳥取」を意識してできたものかは定かではないが

私は漫画喫茶には行ったことなくて偏見でしかないが、狭い個室に分かれているイメージがあって、それと比べるとこの空間は割とオープンになっている

ソファーや釣り椅子など自分の好きな場所で好きなようにくつろげるところがいい

人目が気になる?大丈夫、人口が少ないから利用者も少なく案外自分の世界に入りやすい

そしてなんといっても漫画の多さ!

自分が読みたい漫画は絶対見つかると確信できる量が収容されている

最近自由空間とコラボ(?)したため、以前にはなかった卓球台やダーツが追加されていた

yonagomm.jp

ラーメン悟空

激辛好き集まれ!

激辛好きの私が自信をもって辛旨いといえる台湾ラーメンがこちらにあります

ramengoku.co.jp

お店の看板メニューとしては、チャーシューラーメンや鳥取牛コツラーメンである

しかも台湾ラーメンはメニューに載っていない

裏メニューともいえる台湾ラーメン、とにかく辛くて汗と鼻水が止まらない

なのに美味しいから、食べた直後はひーひー言ってるのに忘れたころにまた食べたいなとか思ってしまう

 

県外の大学に通っている私は、帰省した時に今回おすすめした三店舗に行くことが多い

温泉はマスト

実家から近いところに温泉があったことが幸せだったと今になって染みる

観光向けの情報ではなかったが、興味がある人はぜひ鳥取県米子市へ (^^)

ちなみに先日東海オンエアが鳥取旅していたので、ぜひ見てほしい :)

www.youtube.com

今週のお題「地元自慢」

【映画】8,9月に観た映画、かなり主観なベスト3

この月に配信されたわけでも、公開されたわけでもない、ただ見たい映画を勝手にランキングに。異論は認めます!ネタバレ注意で。

 

~8,9月に観た映画たち~

 

この二か月間は目覚めたかのように本当にたくさんの映画を観た。

全部にコメントしたいくらい思うものがたくさんあるが割愛、、、

 

第一位 インドって胸糞映画つくれるの?「きっと、うまくいく」

インド映画といえば、シリアスなシーンもお笑いに変える歌とダンスが入り混じるイメージがある。

まさにその通り、という感じ。

工学大学に通う三人組のお話で、そのうちのひとりランチョーは飛びぬけて天才であったが、奇抜な行動をとる、大学側からしたら問題児のひとりであった。

トラブルのもとにランチョーあり

そんなランチョーと関わっているうちに、自分が本当にしたかったことを見出したり、勇気をもって行動することができるようになるが、当の本人は卒業後姿を一切見せなくなる。

ランチョーに助けられたふたりがランチョーを探しに大胆に行動する、大学時代の回想と現在の捜索場面を行き来する話となっている。

このランチョーという男、ほんとうにぶっとんでる ww

でも言っている内容はなにも間違ってなくて、それを誰も伝える勇気がなかっただけで

訳アリ人物なのは結末でわかるが、今を一生懸命に生きるというのはこういうことなのかなと思わせる。

今本当にしたいことをしているか、やりたいことがあるのに自分を過小評価しすぎてないか、自分の目的を冷静に考えさせてくれる映画だ。

やってみなきゃわからない、「うまーくいく」で乗り越えられるもんなんだと歌とダンスでもって熱烈に伝えてくる。

私はどうしようもなく元気がないとき、インド映画を観れば百発百中で元気をもらえるっしょと思っているが、案の定ものすごいパワーチャージができた。

 

第二位 共依存していくふたり「劇場」

この作品は賛否両論いろいろあると思う。

レビューをみていると、実際に同じような恋愛をした人としていない人で共感性に違いが生まれどっちの意見もあるという感じだ。

じゃあ私が実際にそんな体験をしたのか、というとそういうわけではないが、ところどころに「あぁーあるわ」と苦い顔してつぶやく場面があったので上位にきている。

山崎賢人が演じる永田は、小さな劇団をもつ脚本家で、自分の考えを一切曲げない頑固者であった。

松岡茉優が演じる沙希は、演劇経験がある服飾科の学生で、道で出会った永田と恋人関係になっていく。

永田は、沙希に惚れた弱みで自分の才能のなさを知られたくないという思いがあり、冷たく接することも多々あったが、沙希は永田にとことん甘く、どんな言葉も笑顔で丸め込んでしまうのだった。

そんな沙希が永田が家に帰ってこなくなったことでだんだん堕落していく、共依存のお話である。

キスシーンのような甘いシーンは一切ないのに、カップルのリアルが映し出される。

どこに共感したかというと、沙希が永田に冷たく当たり始めたとき、はじめて永田は沙希にやさしくなる。

冷たくされて初めて自分のわがままさに気づくという、私も同様の体験をした。(恥)

「花束みたいな恋をした」とすれ違いという意味ではテイストは似たような話ではあるが、一緒にいてどんどんだめになっていくという点で苦い恋愛物語であった。

 

第三位 しつこいくらいにシンメトリー「フレンチディスパッチ」

ウェス・アンダーソン監督のこの作品、気持ちいいくらいに(?) しつこいくらいに(?) 対照的!

以前に同監督の「グランド・ブダペスト・ホテル」を鑑賞したが、こちらも綺麗なシンメトリー

そしてこの監督の作品は、大物俳優がわんさか出演するのが見ごたえポイント

話自体は淡々としていて、起承転結がまるでないように流れていくが最終的にいろいろつながって理解していく。

というわけであらすじを説明することが大変難しい。

一章、という風に分けられているので、短編小説を読んでいるような感覚

どの場面を切り取ってもウェス・アンダーソンの世界観が満載で素敵である。

おしゃれなお酒を飲みながら、部屋を暗くしてこの世界観に浸ってほしい。

第三位 若いブラピ眼福です「ジョー・ブラックをよろしく」

同率で三位だったのは、ブラットピットが主演を演じるこの作品。

三時間映画かーと敬遠していた重い腰をあげて鑑賞した。

結論、三時間がぱっと過ぎるようなテンポの良い展開であった。

仕事人間で家族よりも仕事を優先してきた老人のもとに死神 (ブラットピット)が現れる。

自分の死期を悟った老人は、できる限り家族と過ごし、自分のためにではなく周りの人のために行動するようになるというお話だ。

老人の話と並行して、死神と老人の娘との叶わない恋愛も発展していく。

仕事人間で社員の前では怖い老人だが、愛娘を前にするとものすごく温かい顔になるところにぐっと来た。

研究室では怖い顔をしている教授も、家族の前だと無防備に笑うのかなと思うとちょっと怖さが減る。

番外 おうちがUSJになりました「ウォーターワールド」

残念ながらランクインはしなかったこの作品。

予算と収益に見合わなかった駄作として有名らしいが、私はこの世界観が結構好きだ。

まずサントラが優勝している。

USJのアトラクションを先に知っているからこその高評価かもしれないが、サントラを聞くだけで非常にテンションがあがった。

(尚、ジュラシックパークの映画でも同様の効果が得られる。)

サントラだけじゃない、水しかない世界ということで、船のギミックが面白かった。

飲める水も少ない、土がないから作物も育たない、海にはスモーカー (海のギャング)がいるため逃げ切る手段が必要、

海上サバイバルとしてみても、主人公の強さはとても魅力的であった。

もしこれからUSJに行く方はぜひこの作品を予習してから、ショーを観ていただきたい。

ショーの完成度の高さがよくわかる。

 

長い文章、ここまで読んでくださってありがとうございました。

ぜひ見てほしいものがあったら見るので教えていただけると幸いです。:)

 

手帳好きな人おらん?

週6で研究室に通う、大学生。

通学かばんは肩がけができるトートバックを使用。

なんてたってパソコンを入れないといけないから大きさと持ちやすさは重要事項。

基本鍵とスマホと財布さえあれば大丈夫と考えているため、それ以上それ以下なところはあるが、強いて言えばでこだわりがあるものがある。

それは手帳だ。

私は、22歳といえどアナログ人間で、すべての予定は紙の予定帳に書き込んでいる。

なぜか、字を書くことが好きだからだ。(笑)

それに、書くという行為によって予定の記憶能力が上がる気がするのは私だけだろうか。

スマホに予定を書き込む方が、カバンの中でかさばらないし、仕事とプライベートとカテゴライズが楽なのはわかっているが、「好き」という単純な理由によって手帳離れができない。

そんな私が愛用している手帳はロルバーンの薄型手帳。

中学生の頃から、手帳はロルバーンと決まっていた。

シンプルなデザインなため、自分の好きなように書いていけるところがよい。

表紙のデザインも多種多様で毎年コラボ商品などあるので、飽きが来ない。

また、私は予定帳のマンスリーにその日あった出来事を書く習慣をつけており、予定帳でありながら日記の役割も果たしてもらっている。

ページをめくって、今までどんなことがあったかなと見返すことができるのが、手帳の良いところではないだろうか。

私の推し手帳、いいなと思った方はぜひ、、、(^^)

shop.delfonics.com

 

今週のお題「カバンの中身」

いい意味で今すぐ手放したい「残穢」

私は本をたくさん読みたいという思いからよく古本屋を利用する。

最新作を読みたいというこだわりがないため、古本屋に行ってその時の気分で本を大量に買う。

そんな中、手に取った「残穢

十二国記シリーズで有名な小野不由美さんの作品であり、映画化もされているホラー小説だ。

 

https://m.media-amazon.com/images/I/51ss6WS-xdL._SX348_BO1,204,203,200_.jpg

 

率直な感想としては、中古で買ったことを後悔するくらい怖い。

生活にじわじわと入り込む怖さ

映画でも小説でも、「ああ、怖かったな」と思える作品というのは、現実味があるかないかであると思う。

その点で、海外のホラー系はそもそも幽霊ではなく悪魔系が多いので他人事のように楽しむことができる。

しかし、日本のホラーはシチュエーションの想像が容易であり、よりリアルな内容程私たちの心に張り付いてくる。

貞子はありえんだろと余裕かまして観れるのに対して、TV番組の「本怖」は生活に密着してる分、恐怖心が募る。

この「残穢」はまさしく後者の方で、簡単に言えば事故物件の話である。

簡単なあらすじとしては、怪奇談を募集するライターの主人公のもとに集まった話に共通点が見つかっていき、その大元をたどっていくという内容だ。

その地に残り続ける穢れ。

何かしたわけではないのに、その地に移り住んでしまったがためにさまざまな怪奇現象におかしくなっていく住人達が怖い。

また、どんどん明らかになる過去はどれも眉をひそめる怪奇事件ばかりで、しかもそれがすべての伏線回収につながっていくところが面白い。

映像も音もないのに、急にどきっとびっくりしたり、視線を気にしたり、そんな本に出会ったことがなかったので、ぜひおすすめしたいと思った。

ちなみに映画の方もしっかり怖いので読破した方は映画も見ていただきたい。

また小野不由美さんのぞっとする系の本は本当に怖いので、ホラーが足りていない人はぜひほかの作品も読んでいただきたい。

kadobun.jp

いやー、ちょっと気になるなと思った方は私が買った本を譲るので、お声かけください。(^^)

(手放したいだけ)

 

今週のお題「最近おもしろかった本」