ざらめドーナツのつぶやき

映画を栄養素として生きています

夏といえばゾンビっしょ!(?)

夏といえば、ウォーキングデッドでしょ!

 

ゾンビは夏の風物詩のかけらもないような存在であるが、サバイバルを生き抜くこの世界のドラマで、もこもこのアウターを着て戦っているところを見たことがあるだろうか。否ない!(筆者はエピソード9まで視聴済み) いつも汗だくになりながら、必死に戦っている姿はやはり汗かく夏にぴったりだと思った。

ウォーキングデッドを推したい二つの理由

①生か死の二択の時、極限状態の人間の選択が面白い

この面白いは、「興味深い」方だ。ゾンビがうようよ徘徊していて、気持ち悪い・グロテスクなドラマだと思っている方が多いと思う。たしかに、気持ち悪いし怖い。ゾンビに食い殺されるかもしれない、そんな状況の中で、人間は自分でもいいから生き残りたいという派閥と、協力して乗り越える派閥と大きく二つに分かれる。どちらの言い分も正解かはわからないが正しくて、犠牲がないと生き残れない世界で「何を犠牲にするか」という価値観の違いに考えさせられる。登場人物が多いからこそ、多様な考え方があり、自分だったらどうするだろうと考えながら観ることができるのが面白い。ゾンビドラマではなく、ヒューマンドラマであるのだ。

 

②推しメンができる

推しメンができることが、ドラマを推す理由になるのか怪しいが、誰のことも好きになれないような登場人物ばっかのドラマよりは、自分が推せる人がいた方が楽しみに見れると思った。このゾンビの世界でも女性よりも断然男性の方が戦闘能力が高く、ゾンビなんかちょちょいのちょいな強さをもつキャラクターは多くいる。単純に強い人間に惹かれるわけではないが、その人の考え方であったり、自己犠牲のもとに助けようとしたり、そんな姿をみると「ぎゃー-、死なないでー!頑張ってー!(TT)」と叫ばずにはいられない。もちろん女性キャラクターもものすごく勇敢で強くて素敵な方も多く、筆者は箱推し状態で応援している。

 

ゾンビドラマだという先入観で見ることを避けてしまっている人多いと思うが、いったんその先入観を置いてシーズン1だけでも挑戦してほしい。エキストラとしてゾンビ役で出演したいというのが、筆者のささやかな夢である。